9月18日(水)、19日(木)に京都で開催されたラグジュアリーなプライベートイベント、「きょうといちえ」に招かれ,スピーディ社福田社長はじめ数名で行ってきた。
「きょうといちえ」とは、知る人ぞ知るイベントで、完全招待制のため当然のことながら観光客が参加できるようなものではなく、一般には馴染みがないかも知れない。「いちえ」は「一期一会」から来ている。主催は1923年京都に創業したウエディング総合プロデュース企業のTAKAMI HOLDINGS。新たな京都の魅力を発信する場として企画され,今年で5回目を数える。

今年のテーマは「結び」

「きょうといちえ」の今年のテーマは「結び」。完全招待制とは言え、2日間で約700名が出席するという大イベントで、カクテルパーティやディナーなどの交流の場も十分用意されている。従ってそれぞれの参加者の間に様々な「結び」が生まれることは想像に難くない。また、ステージ上で行われたパフォーマンスも、和と洋、音楽と映像、伝統とモダン、などが融合しあって「結び」にふさわしいものとなった。

会場は東山の新名所

開催場所は天台宗青蓮院門跡の将軍塚青龍殿。東山山頂に2014年建立された大護摩堂だ。その堂々たる堂宇には国宝の青不動が安置され,そこに併設された大舞台(清水寺の舞台の4.6倍とも言われる)からは京都市街が一望の下に見渡せる。青龍殿は、大正天皇即位を記念し、「大日本武徳会京都支部武徳殿」として北野天満宮前に建立された木造大建造物だったが、近年、解体処分の危機に瀕し、青蓮院がその歴史的文化的価値を惜しんで譲り受け移築したものだ。このような由緒ある場所でのイベント開催が可能となっているのも京都ならではだろう。

会場アプローチを入ってレセプション、カクテルパーティへと進むうちに僕らは「きょうといちえ」の世界に包み込まれていく。招待客を見渡すと名だたる有名人が目立ち、「きょうといちえ」のステータスを物語っている。着物姿の参加者が多いのも、土地柄かも知れない。居並ぶ芸舞妓衆に華やかに迎えられる先にある大舞台からの眺望は、視界を遮るものとてなく,オレンジ色に染まる夕景から,きらびやかな夜景に至る時間帯は、まさに値千金の眺めである。カクテルの味もまた格別というものだ。招待客の迎え方、案内の仕方、参加者の紹介の仕方や席次の配慮など、まことに主催者のホスピタリティには感じ入る。

画像1: 会場は東山の新名所
画像: (右から)スピーディ代表取締役社長 福田淳氏、坂井直樹

(右から)スピーディ代表取締役社長 福田淳氏、坂井直樹

画像2: 会場は東山の新名所
画像3: 会場は東山の新名所
画像: 山の端がオレンジ色に染まる夕暮れの京都市街遠望(大舞台より)

山の端がオレンジ色に染まる夕暮れの京都市街遠望(大舞台より)

画像: 大舞台上、京都市街の夕景を肴に、芸妓とカクテルを楽しむ坂井直樹

大舞台上、京都市街の夕景を肴に、芸妓とカクテルを楽しむ坂井直樹

画像: 青龍殿を背景にカクテルパーティーで和む

青龍殿を背景にカクテルパーティーで和む

なぎなたや声明が独自の世界を醸し出す

青龍殿内で行われた、メインイベントとなるパフォーマンスは、SUGIZOとSongによるバイオリンとギター、大阪体育大学学生によるなぎなた、 比叡山延暦寺の僧侶達による声明、そしてそれらに被さる映像、という一大コラボレーションによって、テーマの「結ぶ」を体現。重厚な木造建築の内部空間が,出演者の新たな息吹によって別世界へと変容したかのような印象だった。フィナーレにはTAKAMIの面目躍如たるウエディングドレスや和装を着用したモデルも登場し、一層の華やぎを演出。カクテルでほろ酔い加減の僕には、伝統文化と新しい文化の融合がとても心地よかった。

画像: なぎなたや声明が独自の世界を醸し出す
画像: 第5回きょうといちえ Short ver. youtu.be

第5回きょうといちえ Short ver.

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豪華ディナーも交流の場

イベントの締めくくりは、市内のいくつかの会場に分かれてのディナー。僕たちは北山のTAKAMI BRIDALが経営する結婚式場「ル・アンジェ教会」内、「RESTAURANT VITRA」で「京風フレンチ」を楽しんだ。ヨーロッパ風の回廊を巡らした空間は,なかなかゆったりと落ち着ける。料理はフレンチでありながら、京野菜を採り入れるなど「京都」を意識しつつ,「和」の要素を破綻なく取り込んで,目も舌も楽しませてくれた。さらに楽しめたのが出席者同士の交流で、知った顔も多い中、初対面の方との会話は実にエキサイティングだった。

僕らは、ディナーの後、誘われてさらにプライベートでラグジュアリーな時間を「Guest House 北山倶楽部」で楽しんだ。イベントの最後に行き着いたこの極めてディープな「遊び」の世界こそ、京都人の僕にとっても、実に京都的もてなしだと思う。「きょうといちえ」は,そのオープニングから終盤に至るまで、各段階でそれぞれのもてなしがあり、京都という土地に伝統的に根付く人と人との付き合い方を象徴的に背負っているイベントだと思った。

画像: 豪華ディナーも交流の場
画像: (左から)坂井直樹、TAKAMI HOLDINGS 代表取締役 高見重光氏、スピーディ代表取締役社長 福田淳氏

(左から)坂井直樹、TAKAMI HOLDINGS 代表取締役 高見重光氏、スピーディ代表取締役社長 福田淳氏

周到なUXデザインの到達点

僕はこれから最も必要とされるデザインはUI/UXデザインであると考えている。「きょうといちえ」は、ちょっと強引かも知れないが、UXデザインのひとつの成功事例だと思う。このイベントのコンセプト〝しつらい、もてなし、ふるまい〟これはまさにUXデザインを考える上でのキーワードだ。

「きょうといちえ」は,将軍塚青龍殿という会場の選定、そのロケーションの絶妙さ、参加者を迎える動線設計、もてなすスタッフの挙措、テーマを表現するパフォーマンスの独創性、ディナーの空間と料理の心憎い演出に至るまで、実に注意深く,参加者の体験をどうデザインするかに意を用いている。その背景には、千年を超える歳月の中で京都が育んできたホスピタリティが息づいている。京都の地でしか出会えない,京都だからこそ実現できたイベントだとつくづく思う。

「きょうといちえ」は、京都で創業しウエディングプロデュースに実績が豊富なTAKAMI HOLDINGSだからこそ為しえたイベントであり、そのコーポレートブランドの声価を高める非常に大きな力になっているに違いない。

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